ハイラックスカスタム改造計画―２２

横浜ホットロッドショー

その１２月、パシフィコ横浜、インドアでのホットロッドショーにエントリー。
ショー当日あの「エド・ロス」氏が僕の車のところにやってきた。
「これはアメリカで作ったのか？」と聞かれた。
「いえいえ、日本で作りました、どうですか？」って聞いたんだ。
そしたら彼は「へ～、そりゃ凄い、よく出来てるな」って…。

（カスタム界のカリスマ、エド・ロス氏。私は素顔なのでモザイク処理を）

ここは一発、車にエド・ロス氏のサインを入れてもらわなくては！
と、この日の為にムーンアイズの石井さんとも相談してベッドのエプロンの女性の顔の横に
サインスペースを空けておいた訳で、ここに彼のサインがドカン！と入れば完璧だった！
早速マジックを出そうとしたら見つからない。あるのはボールペンだけ。
ボールペンでは話にならない。
結局舞い上がっていた僕にはマジックが探し出す事が出来ずにサインを諦めてしまった。

エド・ロス氏はこの後突如逝ってしまったのである。
そう、僕がエントリーした２０００年ホットロッドショーが最後になってしまったのだ。
非常に残念だった。でも最後に彼にほめてもらえたのは何よりの勲章だったな。

ハイラックスカスタム改造計画―２１

＊遂に雑誌カスタムカーに＊

夢にまで見た雑誌「カスタムカー」から正式取材の申し込みが来た。
もう飛び上がって喜んだね。過去に小さくだけど４回くらい載せてもらっていた。
更にタイミングの良い事に１２月のムーンアイズ主催の「ホットロッドショー」
にエントリーしていたのでこのイベント前に「カスタムカー」に載れば言う事無し！と思っていた。

ある日の日曜日に逗子の葉山マリーナで早朝より撮影。

念願の「カスタムカー」と描かれたナンバープレートを装着しての撮影だった。

今では編集長の「マシーン」こと窪田さん（左）とカメラマンさん。

そして２０００年１２月号（１１月１日発売号）に見開きで掲載されました。
記載されたカスタムトラックの殆どはメッキホイルにベタベタのローダウンの
ハイテック系？でしたが私だけ「超お馬鹿系」でした。

この後、海外からの取材もありドイツのカー雑誌にも載り、
韓国のＴＶにこのトラック出ました！！（バカな日本人カスタムの取材で）

思い切りの良い軽自動車！

都内のあるパーキングで発見！
実は前にも一度見たのだけどすれ違いざまだったので写真に撮れず。

ＣＤを貼り付けてあります。

晴天の時は眩しいかも？

こちらも「思い切り」の良い軽トラ。

良く見ると「あおり」を２箇所切り抜いてあります。

僕が予想するにこの軽トラ、「あおり」が開かないタイプなのでこの２箇所を切り抜いている
ところにフォークリフトを差込んで荷積みするんじゃないかな？

やることが大胆だよね・・・。確かにこうすれば便利だけど・・。

トヨタの北米仕様「シエナ」

クエスト（日産）を手放してから実はこの車が欲しかった。
（って今でも欲しいんだけど・・）
Ｌ．Ａ．で友人がこれに乗っててね。このシエナに何回か乗せてもらったんだ。

この型の色違い。
ちなみにこの写真のシエナはヤフオクに出ていた物。この時は真剣に悩んだ！

お尻はこんな感じ。（Ｌ．Ａ．にて）

日本に帰ってきて探してもなかなかないんだよね。
（シエナ：北米仕様で日本未発売の大型ミニバン）
クエストと同じくらい大型の車なんですよ。

オークションなんかでシエナを良く探すんだけど久々に出てました。
しかも現行型だ。新古車って感じで程度も抜群！値段も抜群！！
手が出ませんわ。残念ですが・・・。
（仕事で使おうとするのがそもそもの間違いだが・・・）

（オークションの写真より抜粋）

買ってからがいつもお金掛かっちゃうんだよな・・・・。
イジり倒すクセがあるからね・・・。

ハイラックスカスタム改造計画―２０

＊残るはマフラー！＊

そう、ここだけはこのまんまだった。

実はステンレスで製作する誰もやった事の無い大掛かりなマフラーを作る予定で
図面を引いた。っと言っても機能性ではなくすべてデザイン重視のモノ。
マフラー製作会社に何度も足を運び打合せをしたが折り合いがつかず断念。
ここではアイデアは紹介できませんが将来的には何らかの形で実現させたいと思っています。

殆ど完成形になって戸辺ちゃんと更に色々なイベントに参加したよ。

イベント会場では過激な車がたくさんいてね。随分知り合いが増えたよ。

３台のダンプベッドのトラックが並ぶとなんだか恐ろしい

これはＤ２１に５枚の蝶板（５ＷＡＹ）をつけて空高くベッドが舞う様子

更にはこんなパフォーマンスまで…

ハイラックスカスタム改造計画―１９

まだ手のつけていないところ…

そうなるとデフ、プロペラシャフト、板バネだってどうにかしたいでしょ。
最初すべてメッキをかけるつもりだった。
だけどデフはメッキするとお金が凄い掛かるでしょ。だからデフだけはボディーと同色にペイントした。
ドラムブレーキのところもボディーと同色にペイントした。
プロペラシャフト、板バネはメッキした。

これをメッキしたことによって常に磨いて、油さしていないといけない事になった。
更に手入れが大変に…

しかも全部見えるから手入れが超大変だったよ。いつもピカピカに磨いていた。

ショックもムーンアイズ製のロワード用のショックに変更。

偽ムーンアイズ

これってムーンアイズのオフィシャル物じゃないよね。
昔（２０年くらい前に）ディスカウントスーパーなんかで売ってるのを見た気がしたけど
今もあるんだろうか？
今見るとかえってレアなのかも？って思ったな。
このデカール、台湾に行った時にやはり売ってたっけ。

いっそのこと４／３０ムーンアイズ主催のお台場ストリートカーナショナルズにこのデカール貼って
出ちゃうのも手かも・・・って思った！！

皆さんもうエントリーしましたか？
私は今年も絶対出ますよ～！

ハイラックスカスタム改造計画―１８

＊フレーム（シャーシ）にピンスト、ガソリンタンクもキャンバスです＊

石井さんにリアのフレーム（青く塗装されたシャーシ）にもピンストをアチコチに入れてもらった。

更にガソリンタンクにも立体的にフレームスを入れてもらう話もしていた。
だけど、これには結構な作業時間が掛かると言う事で後日の作業となり、
車はピンスト作業終了後一旦家に戻し、ガソリンタンクだけをはずしてタンクだけを
ムーンの工房に入れた。

そしてそこからまたまた数週間ガレージにガソリンタンクの無いトラックが鉄の塊となって
転がっていた。
もう一台の愛車のニッサン・クエストに乗ってタンクを引き取りに行った。

「さすが、素晴らしい出来具合！」本当は全面フレームスの予定だったが色々な都合で
上半分になってしまった。
そこで少し見える下側（プロペラシャフト横）にカッティングシートでマクドナルドの
チャリティーのマークを作った。（重ね切りで製作した）
これは自分でカッターで自作。

（このマーク、とても暖かく感じて大好きなんです。アメリカではよく見るんだよ）

ハイラックスカスタム改造計画―１７

ギミックの絵が完成した！

ムーンアイズの工場に暫く預ける事になる為いつもは持ち歩かない屋根を持って行った。

（まだエプロンを見てイメージする石井さん。写真左にはずしたトラックの屋根）

ムーンの工場の敷地内に屋根を降ろし暫くするとネコが集まってきた。

また暫くして屋根を見るとさっきのネコ達がいなくなってた。でも声がするんです。
あれ？って思って屋根の中をみたら…・

あ～あ、ネコの家になっちゃってました。（４匹入ってた）
楽しそうだったからそのままにしました…。

エプロンに女性の顔を入れる作業の他にリアのフレームにピンストを入れてもらう事も予約していた。

写真を撮る角度で若干女性の顔が違って見えるが・・

（女性の髪がエプロンの角を曲がると炎に繋がっているというギミック）

いつだったかこのアイデアをパックった車をみた。
僕のアイデアをＮｉｃｅと思ってもらったと理解し嬉しかった。

ハイラックスカスタム改造計画―１６

＊石井さんにピンストの続きを…＊

例の鉄板を溶接したベッドのエプロン部分にピンストを入れてもらう予約をムーンアイズに取った。

基本の考えとしてベッドが降りている時（ノーマルな状態の時）は車の先端から後方にかけての
ピンストは炎の柄が連続して続いている訳ですが、ダンプが上がったときにその柄が同じ様に
続いていたって何も面白くない。
ここでもアイデアを出して皆を出し抜きたかった。

そこで思いついたのはノーマルな状態だと誰しもが炎の柄に見えるけど
ダンプを上げると「ありゃ、これは女性のなびく髪だったのか！」ってギミックを思いついた。
早速Ｌ．Ａ．で手に入れていた女性のイラストの資料やらなんやらを引っ張り出して検討した。
そこでこのイラストを元に検討することにした。

石井さん（ムーンアイズ）に資料のイラストを見せてギミックの話をして資料の絵とピンストが
繋がるイメージを伝えた。

（エプロンを見ながら考える石井さん）