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イギリス遠征旅行記 5 [ビートルズコピーバンド]

さて、今回は8月24日(日)のお話を・・・

23日のロケ並びにライブの様子はレニーさんが詳しく書いてくれてますので
そちらをご参照くださいまし。

さてこの日、「アスプレイズがリヴァプールで大絶賛される」な~んてメンバーは元より
同行してくれた方々、スカウス・ハウスさんも想像しなかったと思います。
まさか夜にあんな事になるなんてネ・・・

この日、先ずは13時から「キャバーンパブ」でLIVEが予定されていた。
午前中はバスに乗ってミミおばさん家とポールん家をガイド付きで廻る。


CIMG3454d.jpg
めちゃめちゃベタなバスだこと・・・
これに乗って行きました。
そう、LIVEが直ぐに控えていたために衣装を着てのお家巡りとなった。


先ずはミミおばさん家。
(ジョンレノンが学生時代に過ごした家)
中に入るまで20分以上掛けてガイドのコリンさんがお話をしてくれる。
コリンさんと言ってもコリン星から来た訳ではないらしい。
(コリンさんの写真が無いのが残念)


CIMG3456d.jpg
ミミおばんさん家の玄関先でポーズをとるレニーさん。




それはそれはまるで怖い先生の授業を受けるかの様に緊張感のある説明で
ライブを控えた僕にとってはちょっとキツイものがあったな。
家の中は撮影禁止で入室時にカバンや持ち物を全て預けなければ見学が出来ない
かなり厳しいシステムがとられていた。
もちろん、それくらいやった方が絶対に良いと思った。
ジョンのファンの方がいつでも見学できるようにとヨーコさんがこの家を買い取ったっという
話を聞いて一同感動。


トータル1時間くらい見学して玄関から出ると次の見学者の団体さん
(多分ヨーロッパ人)が待っていた。
衣装を着てる僕らを見てニコニコしてくれたので、すかさずフライヤーを配る。
(これ基本ね)

少しバスで走ると今度はポールが住んでいた家に到着。
すると直ぐに目に飛び込んで来たのは何だかポールにちょっと似た、
いい年のおじさんがニコニコしてこっちを向いている。

誰がどうみてもヅラだ。
しかもズレにズレまくっている。なのになぜか非常に似合っている。
全員がヅラに釘付け。
すげ~ズレてて、ヅラの分け目から地毛が見えてるのがおかしくって・・・

さっきの厳粛なガイドさんとは訳が違う感じ(笑)

そんなこんなで今度はそのヅラを被ったジョンさんがポールの家の案内をスタート。
ポールの家の説明が暫く進むと、おもむろにヅラを取り無造作に
上着のポケットにグリッ!と押し込む。
ヅラの扱いにはうるさい僕にとってはちょっと頂けない行動だった。

ヅラをとったジョンさんは意外とかっこ良かった。

ここでも約1時間、説明を一通り終えると最後にまたヅラを被って
今度はジョンさん本人が本に
載ってる記事を見せたり、とにかく自分の宣伝なんだ。
一度に持ってくればいいのに1つづつ持って来ちゃ~説明するわけ(笑)

そのうち調子に乗ってポールのモノマネをするんだよ。
それが何かちょっと似ていて腹が立つんだ(笑)
仕舞には何かというとポールを真似てポーズを取る始末。

結局、僕ら全員ポールの家の印象なんてこれっぽっちも残っていない。
あのジョンさんの憎たらしいモノマネポールのあのポーズだけが記憶にしっかり
刻み込まれたってわけ。

そのジョンさんがちょっとポッツ氏が入ってる感じでこれまたおかしかった。

だれかジョンさんの写真撮ってないの~~?

ポールの家を出るとまた次の観光客のバスが到着していてジョンさんが次のお客
を連れて中に入るシステムなんだ。

あ~、なるほど、だから終了間際にまたヅラを被ったのか・・・と納得する。


さて、時間もギリギリ、速攻でLIVE会場に戻りそのまま楽器をセッティング。
それがそのキャバーンパブ、お客が既にびっしり入っている。
超暑い!!!
でも演奏前からこうやって僕らのLIVEを見たくて待っていてくれる事にまたまた感動。

ここはステージと客席の境が無い。
目の前にお客さんだ。
凄い状況でLIVEスタート!



その時の模様
イギリス人の方が撮影した様です。

満員御礼状態でスタート、最後まで満杯でした。
(入れないお客さんがかなりいたようです。ごめんなさい)

夕方17時よりアデルフィーホテル、クロスビースイートにてLIVE!
昨日のアメリカの取材陣の方々が機材を持ってやってきた。

LIVEの詳細はレニーさんに任せるとして(笑)、とにかく凄い盛り上がり様と
後半はお客様(ヨーロッパの方々)が超御機嫌に踊りまくるという状況に
日本人一同、感無量!!
それはそれは夢のような状況で、演奏してる僕等も超嬉しかった!

クロスビースイートはお客様で満杯!
しかもビートルウィークに参加している他のバンドのメンバーさんが
衣装のまま見に来ちゃってるし!
そしてライブ終了後、そのバンドのメンバーさんやお客様にお褒めの言葉を
たくさんたくさん頂きました。

お客様の中に「ビートルズと同級生だった」っておじいちゃんもいたんだ。
イギリス人らしきおばあちゃんが「昔を思い出すわ~」って言ってくれたりね。
もしかしておばあちゃん、アスプレイズでビートルズを久しぶりに疑似体験出来たのかも?
って思った。嬉しかった。
そう、コリンさんも見に来てくれた。

その時のステージでちゃ~んと
「次はこの場所で12時(深夜)からですよ~」って久保ちゃんがMCで伝えた。

次のステージまで時間がある。
LIVEスケジュールを見ると今回一番気になっていたアメリカの「キャバーンビート」
のLIVEがあるじゃございませんか!
早速その会場へ行った。
(行ったと言っても同じホテル内の同じフロアーだから直ぐ目と鼻の先)

そこは通路のような場所にステージっていうステージは無くお客さんが
50人もいたらいっぱい!ってくらいのちょっと厳しい場所だった。
(内心、「僕らはここじゃなくて良かった~」って思っちゃった)


CIMG3459d.jpg
「キャバーンビート」ピンボケしちゃった。


予想通りポール役の彼の歌は凄かった!
だけどベサメムーチョでやたらとジャンプするのは如何なものか?(笑)


その後、アデルフィーホテルのコンベーション会場内でアラン・ウイリアムさん
(ビートルズ初代のマネージャーさん)と写真を撮ったり、ブッチャーカバーの
写真を撮ったカメラマンさんと写真を撮ったりと夢のような状態に。

更に駄目押しに自分へのお土産(ご褒美)にもう一足、ビートルブーツを買っちゃった。
計4足。


CIMG3803.jpg

足は2本しかないのに4足(8つ)も買っちゃって、そんなに履けるのか?
もういい年だし。
そうなったらヤフオクに出すか?(笑)


さてさて、夕飯を食べるって感じでもなく、結局食べずに深夜に突入。
23時過ぎにクロスビースイートの前の通路に楽器を持って到着。

すると「LIVEが押してるのでスタートは30分遅れの0:30スタートで」
と連絡が来る。

我々の前のバンドさんが演奏している会場の様子を見ると
僕等が演奏した17時の時のように
お客様がいっぱい入ってる訳ではない。
って言うか、スカスカだった。

それを見て少し落ち込む。
「そりゃそうだよね、入場料15ポンド強(¥3500位)払って入る訳で、
しかも深夜だもん、そんなにお客様が入る訳無いよ」って自分で自分に言い聞かせた。



それから暫くして23:45になり・・・

CIMG3464.jpg
アデルフフィー・クロスビースイート前のソファーにて休憩するアスプレイズ。


写真の様な状態で待っているとなんだかドンドンと人がやってくる。
来る人、来る人「これから君らが演奏するんだよな?」
「俺はちゃんとフライヤー持ってるぜ!」とか
「また君らを見に来たわ」とか言ってくれて、凄いんだよ。

本来スタートする予定だった0:00頃には通路は人で満杯。

夕方来ていたアメリカの取材陣も「もう一度撮りたい」と今度は照明やらなんやらいっぱい
持ってきて会場内にセットし始める。

そしてLIVEスタートの0:30にはとんでもない事に人が入りきれなくなってた。
夕方の時はお客様の座席とステージの間に踊れるスペースがあったのだが、
あまりのお客様の来場でその部分にお客様が「体育座り」状態でぎゅうぎゅうに。

手前から「体育座り」が数列、次に椅子に座ってるお客様が数列、その後は折り重なるように
立ち見の人、人、人。
もう酸欠になるんじゃなかろうか!って程の人だ。深夜とは想像がつかない程だった。

そしてLIVEがはじまり、1曲1曲拍手とドヨメキ。
外人さんに「あんちゃん!あんちゃん!」言われた(笑)
(外人だけに変なイントネーションで)

LIVE終盤には途中でスタッフがステージに来てマイクで「通路を空けてください」
見たいなアナウンスまでする始末。

本当に夢のようなステージだったな。
LIVE終了後はお客様と写真撮影、サイン、写真、サイン・・・・・
汗もふけない、水も飲めない状態が永遠続いた。
(ちょっとビートルズになった気分だった)

「来年も来るよな?」って随分言われちゃったな。
う~ん、どうなんだろう?
もちろん行きたいのは山々なんだけど・・・
なにかきっかけがあればね。

そんな訳でベッドに入ったのが殆ど朝に近い感じだったかもね。外が明るかったもん。

アドレナリン出まくりなのに一瞬で眠りに付いたのであった・・・・



番外編

ホテルのシャンプーやらなんやらがあまり良くなくってね~。
仕方なくスーパーで色々買ってみた。

なかでもこの「ジャパニーズスパ」

CIMG3468d.jpg
ジャスミンの香りがするボディーソープ、これがお気に入り。¥300くらい。


CIMG3472d.jpg
こんな素敵なパッケージのチョコレートを発見した。
¥400強だったので買わなかった。


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コメント 8

Itoh@BBBBVVVV

ヤフオクでブーツに入札するのがまた俺だったりしてね。
共演する機会があったらお揃いのブーツで演りましょう!!
by Itoh@BBBBVVVV (2008-09-04 12:42) 

きのこ

あんちゃん、毎日ロングロングブログの更新お疲れ様です。


おじさんポールのヅラネタは笑った〜(食いつきどころはそこ?!)


わざわざかぶったりとったりすることないのにそれをするというのは、「これはポールになる為のヅラであっていつもしてるわけじゃなんだよ〜」とアピールしたくてあえてしているんでしょうかね。
一目瞭然にズレているのにね(笑)
見たいもんです〜。


それはそうと「ヅラの扱いにはうるさいあんちゃん」とは…

そうか、そうだったんですね…、あんちゃん実はヅラだったんですね…。


頭皮大切にしてください(爆)

by きのこ (2008-09-04 14:55) 

あんちゃん・☆

イトちゃん、こんばんは!
UKツアー大先輩のビートボックスさんから
色々教わってから行ったので
助かりました~。

機会があったらビートボックスさんと対バンしたいです。

ブーツまた入札しますか?(笑)
だってイトちゃん、このブーツ持ってるでしょ?(笑)
by あんちゃん・☆ (2008-09-04 19:15) 

あんちゃん・☆

きのこさん、こんばんは!
ポールのマネするジョンおじさんの写真を
きっと誰かが撮ってるから見つけ次第
アップしますのでお楽しみに~~~
by あんちゃん・☆ (2008-09-04 19:16) 

かん

ポールのようなジョンさんの写真撮りましたよ。
mixiですが、僕のところにアップしています。
by かん (2008-09-05 23:29) 

ニックネーム

ビートルズ好きはお断り!!の管理人です。

イギリス人らしきおばあちゃんに「昔を思い出すわ~」って
言わせたなんて、さすがThe Aspreysと思いました。

また、外人さんに「あんちゃん!あんちゃん!」言われた(笑)
(外人だけに変なイントネーションで)というのに
笑わせてもらいました。
私の想像ではアイリッシュ系の小太りの中年男性が
図太い声で声援をかけていたのかなと思いました。

その場で見られなかったことが非常に悔しく思いました。
by ニックネーム (2008-09-08 02:22) 

あんちゃん・☆

かんちゃ~ん、UKツアーにご参加ありがとうございました。
本当に、本当に楽しかったですね。

かんちゃんの話題はこの先で出てきますから!(笑)
お楽しみに~。
結果、大事にならなかったから笑ってられるんだけどね。
by あんちゃん・☆ (2008-09-08 17:08) 

あんちゃん・☆

ビートルズ好きはお断り!!の管理人さん、書き込み
ありがとうございます。

真面目にキャバーンクラブでもアデルフィーでも
「アンチャン!アンチャン!」言われました。
それもユウキがMCで必ず僕を紹介してくれたから
です・・・
他に喋る事無かったからですけど・・・(笑)
by あんちゃん・☆ (2008-09-08 17:10) 

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